股関節の痛み

股関節は太ももの骨の一番上にある丸い骨頭が骨盤のくぼみにはまり込むようになって、関節を形づくっています。 股関節は、周囲の筋肉によって前後、左右、あるいは回旋したりと、非常に大きい可動域を持っています。

下半身と骨盤から上半身を接続する関節でその分、関節への負担も大きくかかってきます。

この股関節の動作や安定性を担うのは周囲を取り巻いている筋肉や靭帯です。日常生活での身体の使い方の癖や、誤った使い方、身体の歪みなどにより股関節を取り巻く筋肉の硬さに異常やアンバランスが起き股関節の痛みが出るのです。負担の積み重ねで徐々に痛くなる場合や力が入った際にグキっと急激に痛みが出る場合などがあります。

股関節への痛みや負担は長期間放置や我慢をしていると慢性的な痛みや変形性股関節症、大腿骨頭壊死などを引き起こしてしまう可能性もありますので違和感やちょっとした痛みのうちに治療をを行う事が大切です。

股関節の痛みで病院や整骨院にいくと、一般的な対処法として

というものがあります。
ですが、なかなかこれでは改善していないのが実情です。

では、どうしてあなたの股関節の痛みは改善しないのでしょうか？

本来、身体のバランスに崩れなどの異常がなく、股関節を取り巻く筋肉もスムーズに動いてくれる状態ですと関節への負担はかからず痛みは出ません。

しかし足を組んだり、骨盤の歪みがあったり、長時間の同姿勢などで股関節周りの筋肉や靭帯に負担がかかった状態が続くと筋緊張により股関節のバランスが崩れ、無理な方向に引かれる力が関節自体に働いて結果痛みや炎症を起こしてしまうのです。

また関節に捻れがある事や痛みがある事で股関節の可動域も悪くなり、さらに動かさなくなり痛みがひどくなるという悪循環も働いてしまいます。