ぎっくり腰で来院された患者さまの症状が

①骨格の歪みを正せば改善するものなのか、
②また筋肉が固まっているから緩めれば改善するものなのか、
③キズや炎症が起きていてそれを抑えれば改善するものなのか、

など専門的な判断が必要となります。
その後それぞれにあった原因部分へと施術を行っていきます。

症状にあった治療を行わないと腰痛を改善する事は出来ないのです。

ぎっくり腰を温めるか、冷やすかについてですが本当に早期改善を求められる場合については痛みが増す事をご了承いただいた上で初期から温める事もあります。

人間がどこかを痛めた時に起きる炎症は身体がキズを修復しようとする反応です。それをアイシングで阻止してしまうと治癒を遅らせているようなものなのです。

ただ温めると痛みはしばらく強くなってしまうので基本的には最初だけは冷やす事が多いですが、なるべく早く温めて血流を良くし（修復反応が早まります）通常通りの日常生活を送ってあげる事が辛いぎっくり腰改善の近道と言えます。

ぎっくり腰の改善、再発予防はキズの修復とバランスの良い身体作りです。血流を良くし腰に負担のかからない状態を作ることが重要です。

微弱電流とは

今日使用されている治療装置の中でも最も痛みや炎症、筋肉の緊張（コリ）、傷ついた組織などの回復を早める事を目的に使用されている機器です。

人間が怪我をした時にその部分では細胞が傷つき自然治癒力により修復反応が行われます。しかしその自然治癒力は二日をピークに激減してしまうといわれています。

そのためにひどい症状などは完治にかなりの時間を要したり、最悪の場合は慢性化してしまいます。

このような事を防ぐために微弱電流にて痛めた部分に停滞する発痛物質（痛みを起こす物質）の除去を促進したり、ATP生成、タンパク質の合成を促進し修復反応を早める事が出来るのです。

結果、微弱電流治療器は患者様の自然治癒力を高めケガや痛みの早期回復を可能にします。