手足のみに関わらず全身の何処にでも起きる可能性があるシビレ…

病院でレントゲンを撮ったら首や腰にヘルニアや脊柱管狭窄症があると診断された、骨の変形があり神経を圧迫している、軟骨が減っているなど様々な診断を受けた方などもいるかと思います。

しかしシビレの原因の大多数はそれ以外の所にある場合が多いのです。

実際にヘルニアや脊柱管狭窄症、骨の変形や軟骨のすり減りがあると認められてもシビレや痛みがなくピンピン元気に過ごされている方も数多くいます。ここで大切なのは骨の変形＝シビレでは無いという事です。

何も症状は無いが骨に変形がある人の割合として下記のようなデータもあります。

２０〜３９歳＝３４%

４０〜５９歳＝５９%　

６０〜８０歳＝９３%

実際には健康な人でもこれくらいの割合で何かしらの変形はあるのです。

例えば長時間の正座をした事を思い出してみてください。あのシビレはレントゲンには写らない筋肉の阻血（血流の不足）が原因のシビレで骨の変形では無いのです。

このように筋肉が原因のシビレでお悩みの方は大多数が改善できるシビレなのです。

手足のシビレで病院や整骨院にいくと、一般的な対処法として

というものがあります。
ですが、なかなかこれでは改善していないのが実情です。

では、どうしてあなたの手足のシビレは改善しないのでしょうか？

メカニズムは正座をイメージして頂くと良いかと思います。

本来筋肉は血流により綺麗な酸素や栄養素が運ばれて栄養されています。しかし身体の使い方の不均衡や使い過ぎ、アライメント（正確なボディーライン）の崩れが起きると一箇所の筋肉にかかる負担の量が増えて徐々に筋肉が硬く短く変性していきます。

その結果筋肉の中にある血管が圧迫されて血流障害が起きます。血流障害が起きた筋肉はそのままだと壊死もしくは機能障害を起こしてしまいます。ここで筋肉は何をするかというと脳に対して本来の量の血流が来ていない事を脳にサインを送るのです。

そのサインがまさにシビレなのです。筋肉も生き物ですから必ず血液が流れていないとダメなのです。