坐骨神経痛の症状で来院された30代男性
坐骨神経痛の症状で来院された30代男性が当院に来院された経緯
4/15に初来院
左臀部から左下肢、左足底小指側に強い痺れが出現している。
先に整形外科受診され「梨状筋症候群」から来る坐骨神経痛と診断された。
しかし特に治療は無く湿布の処置のみ。
痛みと痺れが強いのでご自身でストレッチ専門店に相談をしに行き、ストレッチをして少し症状が弱くなったが
そこから大きな変化がなく当院を受診された。
立っているのも、座っているのも症状が強く、寝れない日もあったという程、症状が出現していた。
当院ではまず患部である梨状筋や周辺の中殿筋などの状態の確認をし、なぜ負担がかかっているか原因を探ります。
この男性患者さんの場合は骨盤の左右のバランスが大きく崩れていたので身体の土台である骨盤周りの矯正を行うことにした。筋肉を緩めただけでは土台の崩れによって負担が軽くならないのですぐに筋肉が固まってしまうため、骨盤周りからの施術を行う。
あとは神経痛に対しても有効な微弱電流のソーマダインを施して経過をおっていくことにした。
2回目
症状がかなり軽くなり、体勢を変える際などに出現していた痛みや痺れが減少した。
3回目
微小だが症状減退が見られた。
4回目
前回同様の変化。
5回目
足先の痺れ感が徐々に減少してきた。
6回目
足先の痺れが大きく減少してきた。
先日は梨状筋周囲の臀部痛があったがご自身のストレッチの効果か、本日は症状少し軽くなっている。
7回目
前回と大きく変化は現れず。
8回目
臀部の痛みが自覚として減少した。
大腿の方に痛みと痺れがすこし強く出現してきて、症状が出現している場所のすこし変化あり。
9回目・10回目
症状大きく変化出ず。
12回目
梨状筋をピンポイントで刺激を繰り返し、筋緊張を緩めたらその場で少し改善が見られた。
次回の変化に期待したい。
13回目
前回の施術後から比較的調子が良くなり、症状を10段階評価し、0を症状なし、10をピーク時と仮定した場合、現状3まで症状の改善が見られています。それによりご本人もようやく先が見えて光が見えてきたとおっしゃられた。
14回目
臀部、大腿後面の痺れは若干残っているが痛みが2まで減少してきました。
ストレッチをしっかり続けることで施術以外の時間でも負担を減らす努力は惜しまない方であり、
症状も初診時と比べるとかなり良くなり、仕事が多忙なため一旦ここで様子見ということになりました。
この男性はご自身でも早く治したい!という気持ちがかなり強い方で、セルフストレッチや睡眠や食事までかなり気をつかわれています。特にストレッチに関しては1日の中でも小まめに行っておられます。
一時期は症状回復という出口が見えずかなり不安になってみえましたが、施術を繰り返し行っていくことで痛みや痺れが減って、改善というゴールが見えたら表情もかなり明るくなりました。痛みや痺れなどが出現していると辛いですし、段々とイライラしたり、集中力が欠けやすくなります。症状が軽いうちは治りも比較的早い傾向にありますので、辛い症状がありましたら放置せず、早期発見、早期施術が絶対に良いです。
ご気軽にご相談下さいね!