40代女性
40代女性が当院に来院された経緯
初来院より1週間前に寝違いをして首からその周囲を痛めたが、様子を見ているうちに段々と症状が悪化していき、耐えられなくなり来院されました。症状は左首から肩、肩甲骨周囲、鎖骨の下方へと痛みの範囲が広くなっていて、上を向いたり、下を向くと痛みが悪化して、腕を十分に動かすことが出来ずに非常に辛いとおっしゃっていました。
4月20日に初来院されました。
初検時は患部を軽く触れるだけでも強く痛がり、笑いが出たり、顔をしかめるほどの症状でした。この時点では四十肩か胸郭出口症候群か判断がつかず、どちらの可能性も考慮し、施術を開始しました。
組織の炎症や、筋緊張、神経痛などに効果を発揮し、自己修復力を促す微弱電流ソーマダインを特殊な通電方法で施し、頸椎、肩、肩甲骨周囲の筋肉を緩める施術を施し、日常生活での気をつけるべきことなどを指導して終了しました。
2回目
初検時と大きく症状は変化が見られなった。
この時、鎖骨の下の方まで痛みが広がっていると訴えておりました。
姿勢の悪さと、肩周辺の筋肉の硬さや、業務中の姿勢が影響して血流が非常に悪いので違和感や鈍痛が常に出現している状態がしばらくつづいており、かなり辛そうです。当院の施術だけでなく、ご自身でもセルフケアできるように肩甲骨や胸まわりに対してのストレッチを指導させていただきました。
神経痛や四十肩は一度発症すると長くかかる症状などでしっかり治すためにはしっかりとした施術が必要になります。
3回目
四十肩を経験した知人の方に1年くらいかかった人や、3年もかかったという方から、長くなるよと言われ少し不安がられていました。
首や、肩まわりや鎖骨周囲、腕への痛みが明確化してきたので、今回の症状を「胸郭出口症候群」と判断をして症状を出現させている該当筋に対して緊張を緩める施術やソーマダインを施し、ストレッチの再確認をして施術を終えました。
4回目
症状が少し緩和したとのことで一安心しました。
業務がデスクワークが多いので首肩周囲の緊張が助長されるので、症状のぶり返しが心配されますが首や肩、肩甲骨周辺のストレッチを指導させて頂き、院の施術以外の時も患部にかかる負担を極力減らせるようにとお伝えいたしました。