なぜ不眠の改善に導くことができるのか?
当院では原因となっている自律神経の乱れからくる交感神経と副交感神経のバランスの乱れを本来あるべきバランスへと改善するためにまず交感神経(活動モード)の高ぶりを抑えて副交感神経(リラックスモード)へと導くための治療を行います。
特に大事な脳への血流量や呼吸に対しては手技治療を用いて根本的な問題である身体の骨格バランスから整えていくことで根本改善に向けての手助けをして導いていきます。
骨格バランスを整えていくことで正しい姿勢を取れるようになると脳への血流量がや呼吸量が増加し視床下部や呼吸中枢へも働きかけることもでき、呼吸がしやすくなることで副交感神経の活性化を促し入眠のしやすさや睡眠の質を高めていきます。
そもそも不眠症とは
大きく分けて3つタイプがあり寝つきの悪い入眠障害、眠りが浅く途中で何度も目が覚める中途覚醒、早朝に目が覚めて二度寝ができない早朝覚醒などのタイプがあります。
ただこのような症状は日常生活のストレスや心配事から一時的に続くことはあっても自然と改善して眠れるようになることがほとんどです。
しかし現代人はストレス社会にで対人関係や仕事内容でストレスを感じているビジネスマンやOL、四六時中家事や育児に奔走されてる主婦層の方々は日常生活で絶えずストレスがかかりその負担が慢性的な身体への緊張状態として続くことで交感神経(活動モード)が副交感神経(リラックスモード)に入りにくくなることで起きる症状です。
不眠と日中の不調(チェックリスト参照)が週に3日以上あり、それが3ヶ月以上続くことで不眠症と診断されることが多いですが、実際は診断されても根本的治療がなされずに半永久的にお薬の服用に頼ってしまっている方がいらっしゃるのが現状です。
- 寝る前のスマホ、PC、TV、ゲーム
- 毎日シャワー浴
- 寝る前の飲食、飲酒
- 寝る前の激しい運動
- 夜遅くまでの仕事
不眠症の本当の原因とは
ではなぜそもそも不眠に陥ってしまうのかというと、上記に挙げたような何気なく過ごしている日常生活の中に自律神経への乱れの原因を引き起こして交感神経(活動モード)が活発になり過ぎていることが多いです。
人間には本来ある約1日の規則正しいリズムを脳の中にある体内時計によって調節して睡眠と覚醒を繰り返しています。
ただ体内時計の周期は約25時間と地球の1日の24時間の周期とは約1時間のズレがありそれを修正するために日常生活においてさまざまな刺激(光や食事、運動)を受けることで24時間周期に調整しているのです。
しかしストレス社会に生きる現代人は朝起きて太陽の光を浴び、決まった時間に食事を摂り、学校や仕事に行き、夜は決まった時間に寝るという規則正しい生活リズムを自ら崩れてしまうことが体内時計のリズムを乱しその結果が身体的、精神的不調が出現する原因なのです。