スマホ首

”スマホ首”とは本来緩やかにカーブしてるはずの頚椎が真っ直ぐになってしまう状態です。長時間同じ作業をすることで首の筋肉に負担がかかり硬く収縮をしてしまい、結果収縮したまま戻らず首が前にでてしまう”ストレートネック”の状態が原因になります。

スマホだけでなく、パソコン・ゲーム・読書なども同じような姿勢になりやすいです。
つまり、「スマホ首」は現代のライフスタイルによって引き起こされる“新しい体のトラブル”です。
• 頭が前に突き出る
• 顎を引いて、首を丸める
• 背中が丸まる（猫背）
• スマホを顔より低い位置で見る
このような姿勢になってしまうと首や肩、背中に過剰な負担がかかり慢性的な痛みが続いてしまいます。

スマホ首の原因はスマートフォンやパソコンの長時間使用によって、頚椎の前屈姿勢が続くことで頚椎の生理的な湾曲が無くなり真っ直ぐな状態になってしまうことです。

具体的な主な原因は…
① 画面を目線より下で見る
• スマホを手元で見る習慣により、目線が常に下を向いてしまいます。頭の重さは４～６kgといわれ、頚椎が前傾することで首にかかる負荷が増えます。
②長時間の使用と使用時間の増加
•SNS、ゲーム、動画視聴などでスマホを使う時間が増え、休憩を取らずに同じ姿勢を続けることで、筋肉が硬くなってしまいます。
③運動不足や体幹筋力の低下
•首、肩周りや体幹の筋力が弱いと、正しい姿勢を支えにくくなり、悪い姿勢が習慣化してしまいます。
④ストレスや緊張による筋肉のこわばり
・ 精神的なストレスや緊張が続くと、無意識に肩をすくめたり、首の筋肉が硬直することがあります。